「若つる茶会」金城学院大学煎茶道部 令和6年10月20日

 「若つる茶会」は、残暑もようやく納まり、秋らしい空気の中、鶴舞公園秋まつりの行事の一環として大勢の市民のお客様をお迎えして繰り広げられました。床には、7匹のカニが楽しそうに遊んでいる田能村直外画に、黄檗山58代行朗住持の「千里横行」の讃が添えられた掛け幅に、サンザシと菊がいけられた花、脇床には、水車の廃材に乗せられた「秋の実り」を表す鬼へちまとカボチャが置かれていました。さらに、書院には蘆仝の詩がおかれ、煎茶の世界が余すところなく拡げられていました。金城学院大学煎茶道部の皆さんは、前日の大学祭茶会に続いて、大盆玉露点前により、上級生は席主を交代で務めながらお点前をし、下級生はお運びをしておもてなしをしました。コロナ禍を経て苦労しながら部活動を継続し、お家元や先輩の支援を受けながら活動を引き継いできている姿に胸が熱くなる一日でした。

                                 桃李会 神谷淑仙窟