東京宮代教室 お稽古茶会 令和7年5月13日

  2025年5月13日立夏。東京・聖心女子大学で行われる宮代教室でお稽古がありました。今回は渡辺寛仙窟先生が事前にお家元から道具の取り合わせと室礼のご指導を頂き、ご用意されたお道具をお借りして「提藍」を学びました。
黄檗色の茶具敷はまるで青々とした草の上に敷かれた美しい敷物のようで、「提藍」の野点のイメージにぴったりでした。
一煎目、鼻を通る玉露の旨みを感じると、その美味しさについ天井を見上げてしまいました。二煎目はとても爽やかで、柔らかな風を感じ、通仙の旗も揺れたように見えました。
お菓子は、渡辺先生が直にご注文された太宰府のお菓子屋「藤丸」の、ふわふわなメレンゲの上にほんのり山椒を感じる白味噌が塗られた田楽と、筍の砂糖漬けです。初夏を感じ、お茶と共にいただくと体が喜んでいるのがわかりました。
皆さんと見える景色を共有していると自然と話がはずみます。
床の掛け軸には「與君歌一曲」という書が。(君と一曲をうたう)まさしくこの時間のことだとうなづいたのでした。
塚本先生による美しいお点前、素敵なお道具、そして皆さまと過ごす豊かな時間。心地よい風と共にお稽古をさせていただきました。



東京 宮代教室 川島葵仙窟