賣茶流煙雲煎茶会1月26日
令和7年の初煎会「賣茶流煙雲煎茶会」が1月26日お家元にて催されました。本席清泉席の床には、売茶翁生誕350年にあたり伊藤若冲の売茶翁像が掛けられ、挿花は白瓷縞式の花器に根洗いの万年青という大変に目出度い室礼です。東雲棚はとらや黒川家伝来のゆかしき品で断文も見受けられる古きもの。茗碗は永楽即全の青華馬上杯、小西洋平の朱泥金彩茶銚、などなど新年に相応しい取り合わせの中で目を引くのは「まやかし茶会」の予告として敷かれたISETAN柄の茶具敷。宗匠の遊び心に場も和みます。友仙席は蘭茶席でした。堂本印象の百字如意図、五葉松の挿花に万古焼の砂金袋の置物とこちらもめでた尽くしです。定窯牙白磁の火炉に金谷五郎三郎の黄銅の湯沸が掛かり、藍絵が鮮やかなオランダの茗碗で頂く蘭茶は格別でした。この席の一番の御馳走は仁阿弥道八の箸瓶で、日本初のものとか。新鮮な驚きと華やかさで楽しいお席でした。美味しい志ら玉のお点心でおなかも満たされ馥郁とした一日を過ごさせていただきました。今年も感謝の心でお稽古に勤しみたいと思います。
名古屋地区 加藤瞳仙窟







