「金城学園大学卒業茶会」報告 令和7年3月8日

 令和7年3月8日「金城学園大学卒業茶会」が開かれました。頬にあたる風に冷たさの残る一日でしたが、前年度の卒業生や本年度の卒業生の家族を迎えて、卒業生の緊張した表情にも喜びがこぼれていました。
許状の授与式、お家元からお祝いの言葉をいただきお茶会に移りました。寄付きの床には、上巳の節句に因んで、田能村直入画の季節の立雛の掛け幅がかけられ、花器には桃の枝と菜のが入っていました。本席には「日日是好日」の禅語の掛け幅と花器には魚柳梅、紅梅に椿がそえられ、お家元の春本番が近いことをしらせる趣向に心が温まりました。
卒業生は、先輩の卒業生や卒業生のご家族、後輩の部員をお客様に、賣茶棚のお点前を披露し、誇らしげな表情に胸が熱くなりました。昼食後、しだれ紅梅の下で記念撮影、卒業生と下級生の交歓会で卒業茶会を終えました。日本の伝統文化の一つ煎茶道に触れながら過ごした四年間を宝物として旅立ってほしいと願っています。
コロナ禍の治まらない部活動もままならない時期に入学し、少ない部員で、お家元や先輩の支援を受けながら、煎茶部を引き継いできた学生さんのお手伝いが少しはできたかなとほっとしているところです。
                 桃李会  神谷淑仙窟、藤田紫仙窟、須賀恵仙窟