2022年親子教室の様子

令和4年7月24日から11月3日まで6回コースで急須で煎茶や玉露などを美味しく入れる作法を親子で学んだ様子。

親子教室名古屋地区 第一回

 2022年7月24日 (日) 

ご挨拶、茶の種類のお話のあと、煎茶を味わっていただきました。
初めてのことばかりで、参加者もスタッフも少々緊張の出発です。

親子教室名古屋地区 第二回

 2022年8月7日  (日) 

床:家元筆「清娯」
花入:籠 篝火
花:篝火草、吾亦紅、利久草
菓銘:鵜飼い

初めての道具の前に座り緊張しているようでした。
茶合で茶葉を計る時、茶壺をくるくると回し上手に楽しそうに計っていました。
茗碗を清める時、回すのが難しいと言いながら一生懸命挑戦していました。
お菓子をいただいている時はどの子も一番嬉しい笑顔でした。次回が楽しみです。

親子教室名古屋地区 第三回

 2022年8月28日(日)  

 子どもたちに「お茶を淹れてお菓子をいただく」だけではない楽しさを伝えたいと思い、掛軸は小さな子どもにもイメージのしやすい魚の絵、魚籠(びく)の花入に季節の花を添えて、「きれいな小川の中に魚が泳ぎ、心地よい風を感じられる山の中」という室礼にしました。
 水の波紋をかたどった錦玉のお菓子の中には、よく見ると魚が!その小川の流れに乗って、魚が手元に泳いでくるという演出をしたところ、子どもたちはお菓子が手元に来た時に、中を食い入るように見て歓声をあげてくれました。
 部屋の中にいながらどこまでも世界を広げていけるこの場所は、いつでも私達の心を広い世界へ誘ってくれるということを感じていただけたらと思います。

 今回のお稽古では、茶葉やお湯の量によって変わるお茶の味に悩む一面も。自分が淹れたお茶の味と他の子が淹れたお茶の味を比べて、その違いを楽しんでいるようにも見えました。

親子教室名古屋地区 第四回

 2022年9月11日 (日) 

 9月10日は「中秋の名月」でしたので、床の間には「ススキ、菊(ピンポンマム)、吾亦紅」を飾り、お菓子は「うさぎ」でお月見を表現しました。掛幅は「茶心 古今に通ず」です。発表会に向け、今日から「お運び」の練習も始めました。慣れない動作に戸惑う様子もありましたが、終盤にはマスターしていた子供たち。その習得力に感激です。

 さてお点前も回数を重ねるごとにスムーズになり、「今日は上手くできた!」「失敗しちゃった!」と自分のお点前を振り返る場面も。お客様もそれに応えるように、「美味しいよ」「お茶の色が隣の人と違うね」など意見が飛び交っていました。
 参加者の皆様の様子を見て、「お茶を上手く淹れるだけではなく、このひと時を楽しんで貰えたのではないか。」と微笑む自分がいました。次回のお稽古も楽しみです。

親子教室名古屋地区 第五回

 2022年10月2日  (日) 

 発表会まで、最後の練習になりました。床の間に先代家元友正の扇面「秋風爽」、伊藤賢一郎作の籠に稲穂に見立てたススキなど季のものを入れ、みのりの秋を感じてもらえばと思います。

 「家でお茶を淹れたら、お母さんにおいしいっていってもらえた。」、「おじいちゃんが喜んでくれた。」などの声。急須でお茶を淹れて、ホッとできる時間を過ごしてくれるようになったのは、とても嬉しいです。

 最初おぼつかないと感じた小さな手も、お点前を重ねるごとに安定してきました。目を見張るほどの成長です。次回はいよいよ発表会です。お稽古帰りには、心地よい秋の風が吹いていました。

親子教室名古屋地区 発表会

 2022年11月3日(日)   

 秋空の広がる文化の日、親子発表会を行いました。ちょうど一昨日前の11月1日にジブリパークが開幕。室内のニ席は、ジブリの世界、二ノ国の茶具敷を使ったお茶席でした。ウイットに富んだ趣向に、子ども達の心も和んだことでしょう。

 夏休みの頃は、小さなおぼつかない手でしたが、上達の早さには、目を見張るものがありました。今日の発表会では、扱っていた急須で、上手に淹れることができるようになりました。緊張したお顔も、お点前を終えると、満面の笑み。自信に満ち溢れていました。

 華やかに発表会が終わりました。愛おしい子ども達と共有した時間を思い、胸を撫で下ろしたところです。ありかとうございました。

親子教室名古屋地区発表会 野点席

 2022年11月3日  (日) 

 11月3日文化の日、7月より始まった親子教室の発表会をしました。

 7月に初めて煎茶道に触れ、その後4回のお稽古のなかで、自分でお茶を急須(茶銚)で淹れることを体験し、「どうぞ」とお客様にお茶やお菓子をとどけることをしてきた子ども達。その発表の場のひとつとして、野点の席を用意しました。

 小春日和な陽射しのもと、美味しいお茶になるようにと心をこめてお点前をして淹れたお茶。お客様に「ご名煎です!」とお褒めの言葉をかけてもらい、はにかんでいる姿が印象的でした。

 お点前をした子もお客様で参席した子も、まるでピクニックのようと喜んでおられ、先人達も風光明媚な場所に赴き、豊かな自然の中で一煎を淹れ楽しんでいたことをお伝えしました。その様な雰囲気を少しでも感じてくださっていたら、こんなに嬉しいことはありません。

 帰り際に「楽しかった!」と感想もいただき、「今日の自分にたくさん花マルをつけてくださいね」の言葉通りたくさんの花マルをテキストに付けてニコニコとお母さま達と帰路につかれる姿を見送りながら、会員一同も喜びの発表会となりました。